ギターって、本当に必要なんでしょうか。
バンドを見ていても、
ボーカルが歌う。
ベースが低音を支える。
ドラムがリズムを作る。
じゃあギターって何をしてるの?
と思う人もいると思います。
今はキーボードもある。
DTMもある。
打ち込みでもかなりいろんな音を作れる。
昔ほど長いギターソロが入っている曲ばかりでもありません。
そう考えると、
「別にギターっていらないんじゃない?」
と思うのも、そんなに変な話ではないと思います。
実際、ギターがいなくても成立する音楽はあります。
ギターソロがなくても曲は作れます。
高いギターを持たなくても、普通に演奏できます。
だから、
「ギターは絶対必要です」
と言ってしまうのも違うと思うんですよね。
ただ、
必要ではないことと、ギターを使う意味がないことは別です。
今回は、
バンドにギターは必要なのか。
今の音楽にギターはいらないのか。
ギターソロは必要なのか。
DTMやキーボードで代用できるのか。
高いギターまで必要なのか。
そこを一つずつ考えてみます。
ちなみに、
「そういう意味じゃなくて、家にある自分のギターがもういらない」
という意味で検索した人もいると思います。
その場合は、この記事の後半で少し触れます。
手放すか迷っているなら、こちらの記事もあります。

結論からいうと、ギターは音楽に絶対必要ではない
先に答えを言うと、
ギターがなければ音楽が成立しないわけではありません。
当然ですよね。
ピアノだけでも音楽はできる。
ボーカルとピアノでもいい。
ベースとドラムだけでも曲によっては成立する。
シンセサイザーでもいい。
全部打ち込みでもいい。
そもそも世の中にはギターが入っていない音楽がいくらでもあります。
だから、
「音楽にギターは必要ですか?」
と聞かれたら、
絶対に必要な楽器ではない
というのが答えだと思います。
ただ、ここで話が終わるわけでもありません。
ギターが絶対に必要ではないなら、
なぜ今でもこんなにたくさんの曲でギターが使われているのか。
そこにはちゃんと理由があります。
そもそもギターはバンドの中で何をしているのか
ギターというと、
「ギターソロを弾く楽器」
みたいなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも実際には、ギターの仕事ってもっとたくさんあります。
コードを鳴らして曲の土台を作る
まず分かりやすいのがコードです。
ボーカルがメロディを歌って、
ベースが低い音を支えて、
ドラムがリズムを作る。
その間をギターのコードが埋める。
これだけでも曲の聞こえ方はかなり変わります。
もちろんコードはピアノでも鳴らせます。
キーボードでもできます。
だからギターでなければいけないわけではありません。
ただ、
ギターでコードを鳴らしたときの音やリズムが欲しい曲
はあります。
リズムを作る
ギターって意外とリズム楽器でもあるんですよね。
ストローク。
カッティング。
ミュート。
刻み。
コードそのものより、
どう鳴らすか
によって曲のノリを作っています。
同じコード進行でも、
ギターの弾き方が変わるだけで全然違う曲に聞こえることがあります。
リフで曲そのものを作る
ギターソロはいらなくても、
ギターリフは曲の中心になっている
という曲はかなりあります。
イントロを聞いただけで、
「あ、この曲だ」
と分かるようなフレーズですね。
こうなるとギターは飾りではなく、曲そのものの一部になります。
もちろんシンセなどで似た役割を作ることもできます。
でも、
「この音、この弾き方だからいい」
という曲もあります。
歌の隙間を埋める
ボーカルが歌っていないところに少しフレーズを入れる。
歌の後ろで小さく音を動かす。
こういう役割もあります。
ずっと前に出るわけではない。
でも、なくなると少し寂しい。
ギターって、そういう使われ方も結構あります。
音色そのものを作る
歪んだ音。
クリーンな音。
空間系エフェクト。
ノイズ。
フィードバック。
ピッキングの強弱。
ギターは演奏するだけではなく、
音の質感を作る道具
として使われることもあります。
ここはギターの面白いところだと思います。
もちろんギターソロもある
そしてギターソロ。
ただ、
ギターを使うことと、ギターソロを入れることは別です。
ギターが入っていてもソロがない曲は普通にあります。
逆にギターソロが曲の一番大事な部分になっている曲もあります。
だから、
「ギターソロはいらない」
から、
「ギター自体いらない」
になるわけではありません。
バンドにギターがいらないケースも普通にある
ここは普通にあると思います。
楽器って、入れれば入れるほど良くなるわけじゃないですよね。
むしろ、
いらない音を足すと邪魔になる
こともあります。
ボーカル・ベース・ドラムだけで成立する
曲によっては、
ボーカル。
ベース。
ドラム。
これだけでも成立します。
ベースがコード感のあるフレーズを弾くこともできる。
ボーカルが中心なら、余計な音を減らした方がいい場合もある。
だったら無理にギターを入れる必要はありません。
キーボードがいるならギターがなくても成立する
キーボードがコードや音の広がりを担当しているなら、
「さらにギターを入れないと」
とはならないこともあります。
もちろんギターとキーボードを両方入れてもいい。
でも、
役割が重なるなら、どちらかを減らす
という考え方もあります。
DTMやシンセ中心ならギターがなくてもいい
今はパソコンだけでかなり音楽を作れます。
シンセ。
サンプル。
打ち込み。
電子音。
そこに生ギターを足す必要がなければ、入れなくてもいい。
ギターが入っていないから音楽として何か足りない、ということでもありません。
ギターを入れた結果、邪魔になることもある
ここも大事です。
ボーカルがいる。
キーボードがいる。
もう一人ギターがいる。
そこにさらにギターがずっと鳴っている。
そうすると、
何を聞けばいいのか分からない曲
になることがあります。
ギターは便利だからこそ、何でも弾けてしまいます。
だから、
「弾けるから弾く」
ではなく、
ここに本当にギターが必要なのか
を考えるのも大事だと思います。

逆に、ギターがあるから成立する曲もある
もちろん反対もあります。
ギターがなくても音楽は成立する。
でも、
ギターがあることで成立する音楽もある。
これも事実です。
ギターリフが曲の中心になっている
さっきも少し触れましたが、
ギターリフが曲の顔になっている場合。
ここからギターを抜けば、かなり別物になります。
同じ音程を別の楽器で弾くことはできるかもしれません。
でも、
ギターで弾くこと自体が音楽の一部になっていることもあります。
歪んだギターの質感が欲しい
ロックやメタルなどでは特に分かりやすいです。
歪んだギターが何層にも重なった音。
低いコードを刻む音。
あの感じが欲しいなら、ギターを使う意味はあります。
弾き語りならギターそのものが伴奏になる
これは非常に分かりやすいですね。
一人で歌いながらギターを弾く。
この場合、ギターはほぼ伴奏全部を担当しています。
ピアノに変えても成立します。
でも、
ギターで弾き語りしたいならギターは必要です。
ライブでは演奏そのものも音楽になる
ライブだと、音だけではありません。
その場で人が弾く。
ミスもする。
強く弾く。
弱く弾く。
相手の演奏に反応する。
そういう部分も含めて演奏になります。
だから生演奏のギターを入れること自体に意味がある場合もあります。
ギターソロはいらない?
これは、
曲による
としか言えないと思います。
ギターソロなしで完成する曲はたくさんあります。
無理にソロを入れた結果、
「ここ別にいらなくない?」
となることだってあります。
一方で、
ギターソロがあるからこそ盛り上がる曲もあります。
歌が終わった後に、言葉ではなく演奏で感情を持っていく。
そういう役割をしているソロもあります。
だから、
ギターソロは必要か、不要か
を全曲共通で決める意味はあまりないと思います。
必要なら入れる。
必要ないなら入れない。
それくらいでいい。
そして繰り返しますが、
ギターソロがいらないことと、ギターがいらないことは別です。
ギターはソロ以外にもいろんなことをしています。
DTMやキーボードでギターは代用できる?
できる部分はあります。
コードを鳴らす。
メロディを鳴らす。
ギターっぽい音を使う。
打ち込みでギター音源を使う。
今ならかなりできます。
だから、
ギターでしか絶対にできない音楽ばかりではありません。
ただ、
「同じ音程を出せる」
ことと、
「まったく同じものになる」
ことは少し違います。
弦を弾いたときの音。
指の移動。
チョーキング。
ビブラート。
ピッキング。
ノイズ。
こういうものが演奏に影響します。
でもここで、
「やっぱり生ギターが一番!」
と言う必要もないと思います。
必要ならギターを使う。
シンセの方が合うならシンセを使う。
打ち込みで十分なら打ち込みでいい。
その曲に必要な音を選ぶ。
結局それだけだと思います。
高いギターまで必要なの?
これも、
必要な人には必要。別に必要ない人にはいらない。
でいいと思います。
例えば今持っているギターで何も困っていない。
弾きやすい。
音も好き。
特に不満がない。
それなら、
「もっと高いギターを買わないとダメ」
ということはありません。
高いギターを買ったから、自動的に演奏がうまくなるわけでもないです。
ただ、
作り。
弾き心地。
音。
パーツ。
仕上げ。
希少性。
所有する満足感。
そこに価値を感じる人もいます。
だから、
高いギターがいらない
というより、
自分にとって価格差に意味があるのか
で考えればいいと思います。
初心者でも、欲しくて買えるなら高いギターを買ってもいい。
上級者でも、今の安いギターで満足しているならそのままでいい。
誰かが決める話ではありません。
ギターはいる?いらない?ケース別に考えてみる
かなりざっくり分けると、こんな感じです。
| 状況 | ギターの必要性 | 考え方 |
|---|---|---|
| ギターリフ中心のロック | 高い | ギター自体が曲の中心になりやすい |
| ギター弾き語り | 高い | ギターが伴奏を担当する |
| ボーカル・ベース・ドラム | 曲次第 | ギターなしでも成立する |
| キーボード入りバンド | 曲次第 | コードや音色の役割が重なる場合もある |
| ギターソロなしのポップス | 曲次第 | ソロがなくてもギターは使える |
| EDM・打ち込み中心 | 低い場合もある | ギターが必要なければ入れなくていい |
| DTMだけで完結する楽曲 | 低い場合もある | 必要な音だけ追加すればいい |
結局、
編成だけを見て「ギターは必要」「不要」と決めるのは難しい
です。
その曲で何を鳴らしたいのか。
その音を誰が担当するのか。
そこから決めればいいと思います。
「ギターはいらない」と思うこと自体は別におかしくない
ギターが好きな人からすると、
「ギターいらない」
と言われたら、
「いやいや、ギター最高だろ」
と言いたくなるかもしれません。
でも、別に必要ない曲だってあります。
むしろアレンジを考えるなら、
何を足すかだけじゃなく、何を入れないか
もかなり大事だと思います。
ギターを入れない。
ギターソロを入れない。
ここでは弾かない。
そういうのも一つの選択です。
だから、
「この曲にはギターいらないな」
と思うのは何もおかしくありません。
逆に、
「ここはギターが欲しい」
と思ったなら入れる。
ギターだから入れるのではなく、
その役割が必要だから使う。
それくらいの方が自然だと思います。
もし「家にある自分のギターがいらない」という意味なら
ここまで読んで、
「いや、俺が聞きたいのはそこじゃない」
という人もいると思います。
音楽にギターが必要かどうかではなく、
自分の家にあるギターがもういらない。
という意味ですね。
それなら話は別です。
最近まったく弾いていない。
ギターに飽きた。
もうやめた。
部屋で邪魔になっている。
他にやりたいことができた。
何本もあるけど、使っているのは一部だけ。
そんな理由で、
「もうこのギターいらないな」
と思うこともあると思います。
それ自体は別に悪いことではありません。
ただ、
自分にはいらないことと、そのギターに価値がないことは別です。
もう使わないからといって、すぐ捨てなくてもいい。
残す。
一旦しまう。
人に譲る。
売る。
いろいろあります。
特に思い出のあるギターや、買い直しにくいギターなら、勢いだけで手放さなくてもいいと思います。
逆に、
もう使わない。
置いてあること自体が気になる。
完全に手放したい。
そう思っているなら、そのときは手放し方を考えればいい。

ギターはいらない?によくある疑問
バンドにはギターが必ず必要?
必ずではありません。
ギターがいないバンドでも音楽は成立します。
その曲にギターの役割が必要かどうかで決めればいいと思います。
ボーカル・ベース・ドラムだけでもバンドになる?
なります。
ギターやキーボードが必須というわけではありません。
編成より、そのメンバーでどんな音楽を作るかの方が大事です。
キーボードがいればギターはいらない?
必ずしもそうではありません。
コードを鳴らすという役割だけなら重なる部分もあります。
でも音色も演奏方法も違います。
両方必要な曲もあれば、片方だけでいい曲もあります。
ギターソロはいらない?
曲によります。
ギターソロを入れない方がいい曲もあります。
逆に、ソロが曲の大事な部分になっていることもあります。
「ギターを使う=ギターソロを入れる」ではありません。
今の音楽ではギタリストはいらない?
ジャンルによると思います。
打ち込みだけで作る音楽ならギタリストがいなくても成立します。
一方で今でもギターが中心の音楽はあります。
時代というより、作りたい音楽次第です。
初心者に高いギターはいらない?
「初心者だから高いギターは禁止」ということはありません。
欲しくて、買えて、それを弾きたいなら買えばいいと思います。
逆に高いギターに特に興味がないなら、無理に買う必要もありません。
使わないギターはいらないなら捨ててもいい?
捨てるという方法もあります。
ただ、一度捨てれば戻せません。
まだ迷っているなら、保管・譲渡・売却なども含めて考えてからでも遅くありません。
まとめ|ギターは必要だから入れるのではなく、必要な役割があるから使う
ギターがなければ音楽が成立しない。
そんなことはありません。
ギターのいないバンドもあります。
ギターソロがない曲もあります。
キーボードやシンセで別の音を作ることもできます。
DTMだけで完成する音楽だってあります。
だから、
音楽にはギターが絶対必要
というわけではありません。
でも、
コード。
リズム。
リフ。
音色。
メロディ。
ライブでの演奏。
その曲の中でギターにやってほしいことがあるなら、ギターを入れる意味があります。
必要だから入れる。
必要なければ入れない。
それくらいでいいと思います。
そしてもし、
「音楽にギターはいらない」という話ではなく、「自分のギターがもういらない」
という意味なら、それもまた別の話です。
残す。
しまう。
譲る。
手放す。
いろいろ選べます。
無理に持ち続ける必要もないし、勢いで捨てる必要もない。
自分がこれからそのギターをどうしたいのか。
そこから決めればいいと思います。

