ギターって、弾いているときはあまり気にならないんですけど、弾かなくなると結構大きいんですよね。
スタンドに置けば床のスペースを使う。
ケースに入れても、それなりに場所を取る。
部屋が狭ければ、ギターが一本あるだけでも、
「ちょっと邪魔だな」
と思うことがあります。
何本も持っているなら、なおさらです。
家族と暮らしていれば、
「このギターどうするの?」
「ずっとここに置いてあるけど使ってる?」
と言われることもあるかもしれません。
ただ、一言で「ギターが邪魔」といっても、その意味は結構違います。
自分の部屋に置いてあるギターが邪魔なのかもしれない。
電車やバスに持っていくとき、周りの邪魔にならないか気になっているのかもしれない。
家族から「ギターが邪魔」と言われているのかもしれない。
バンドで「ギターの音が邪魔」と言われたのかもしれません。
同じ「邪魔」でも、解決方法は全然違います。
この記事ではそれぞれ触れますが、特に、
家にある自分のギターが邪魔になってきた。
という人について、
置き方を変えればいいのか。
一旦しまえばいいのか。
それとも、もう手放してもいいのか。
そこまで考えてみます。
まず、あなたの「ギターが邪魔」はどれ?
最初に、自分がどの「邪魔」で困っているのかを分けてみます。
部屋に置いてあるギターが邪魔
ギタースタンドが場所を取る。
ケースが大きい。
狭い部屋だから置く場所がない。
何本も持っていて部屋を圧迫している。
この場合は、まず収納方法を変えることで解決する可能性があります。
ただ、
もうほとんど弾いていないギターが場所を取っている
のであれば、収納だけではなく「まだ持っていたいのか」まで考えてもいいと思います。
電車やバスでギターが邪魔にならないか気になる
これはギターを手放す話ではなく、持ち運び方やマナーの問題です。
混雑している車内でギターを背負ったままにすると、本人が思っている以上に後ろへ飛び出していることがあります。
身体の前や横で持つ。
足元で管理する。
できるなら混雑する時間帯を避ける。
そんな工夫でかなり変わります。
家族からギターが邪魔と言われている
これは、
ギターそのものが邪魔なのか。
置いてある場所が邪魔なのか。
何本もあることが邪魔なのか。
音まで含めて邪魔なのか。
を分けた方がいいです。
リビングに置いてあるなら自室へ移すだけで解決するかもしれません。
逆に、自室にも何本も使っていないギターがあるなら、所有本数そのものを見直してもいいと思います。
バンドで「ギターが邪魔」と言われた
これは完全に別の話です。
ギターという物が邪魔なのではなく、
ギターの音が邪魔
ということです。
音量。
EQ。
他のギターやボーカルとの帯域。
弾く場所。
アレンジ。
こういうものを見直す問題なので、ギターを処分する必要はありません。
部屋でギターが邪魔なら、まず置き方を変えてみる
ギター自体はまだ弾きたい。
でも置き場所だけが困る。
それなら、いきなり手放す必要はないと思います。
まず収納を変えてみる。
それだけで解決することもあります。
ギタースタンドを見直す
一本だけなら、一般的なギタースタンドでもそこまで大きくありません。
ただ、
ギターを置いていないときにもスタンドだけ床に残る。
掃除のたびに動かす。
歩く場所に脚が出ている。
となると、
ギターよりスタンドの方が邪魔
に感じることもあります。
省スペース型のスタンドへ変えるだけでも、結構違います。
壁掛けにする
床面積を使いたくないなら、壁掛けという方法もあります。
ギターがインテリアっぽく見えるのも良いところです。
ただし、壁ならどこでも適当に付ければいいわけではありません。
壁の構造や下地。
取り付け方法。
ギターの重量。
賃貸なら壁への施工が可能なのか。
そういう部分は確認した方がいいです。
「床に置く場所がないから、とりあえず壁に穴を開ける」
ではなく、ちゃんと安全に掛けられる状態を作った方がいいと思います。
複数本あるならまとめて収納する
ギターが3本、4本、5本と増えてくると、一本ずつスタンドに置く方が場所を取ることがあります。
そんなときは複数本をまとめて置けるラック型の方が、部屋を使いやすくなることもあります。
ただ、ここで一度考えてみてもいいです。
そのギター、全部まだ弾いているでしょうか。
5本ある。
でも実際に使っているのは2本。
残り3本は何年も触っていない。
そんな状態なら、収納を増やすことだけが答えではないと思います。
あまり弾かないならケースに入れる
たまにしか弾かないギターなら、ケースへ戻してしまう方法もあります。
部屋にギターが出ていないだけでも、かなりスッキリします。
ただし、
ギターってケースにしまうと、そのままさらに弾かなくなることもあるんですよね。
だから、
まだ頻繁に弾きたいギターなのか。
今はほとんど弾かないギターなのか。
で考えた方がいいです。
弾きたいなら取り出しやすい場所。
あまり弾かないならケース。
それで十分だと思います。
一旦、見えない場所にしまってみる
手放すか迷っているなら、これもありです。
ケースに入れて、クローゼットなど普段見えない場所へ置く。
そして一旦、
ギターがないような生活
をしてみる。
すると、
「やっぱり弾きたい」
となるかもしれません。
逆に、何週間、何か月経っても存在すら忘れているかもしれません。
どちらになるかは、実際に離れてみないと分からないこともあります。
ギターが邪魔なのか、「弾かないギター」が邪魔なのか
ここは結構大事だと思います。
毎日のように弾いているギターって、多少場所を取っていても、そんなに邪魔とは思わなかったりします。
スタンドに置いてある。
ケースがある。
アンプもある。
でも毎日使う。
それなら、それは生活の一部です。
ところが、
半年触っていない。
ケースから出していない。
今後弾く予定も特にない。
となると、同じギターなのに急に大きく見えてきます。
本当に邪魔なのはギターの大きさでしょうか。
それとも、
使っていないものがずっと場所を取っていること
でしょうか。
ここを一度考えてみるといいと思います。
もしまだ普通に弾いているなら、置き方を変えればいい。
でも、
もう弾いていない。
これからも特に弾きたいと思わない。
なのに場所だけ取っている。
という状態なら、収納用品をさらに買って残すより、手放す方が自分に合っている可能性もあります。
収納を増やす前に「このギターをまだ弾くか」を考えてみる
ギターが邪魔になると、
新しいスタンドを買う。
収納棚を増やす。
壁掛けにする。
という方向へ考えやすいです。
もちろん、それで解決するならそれでいいと思います。
ただ、その前に一度、
このギターまだ弾くのかな。
と考えてみてもいいです。
まだ弾きたい
それなら残す。
置き場所を工夫する。
弾きやすい状態にしておいた方がいいと思います。
今は弾かないけど、また弾きそう
これも無理に手放す必要はないです。
ケースに入れて保管する。
見えない場所へ一旦置く。
それでいいと思います。
もうほとんど弾く気がない
今後弾く予定もない。
別の趣味をやっている。
ギターに興味もあまりない。
そんな状態なら、手放すことを考えてもいいと思います。
思い出が強くて決められない
これは残してもいいと思います。
初めて買ったギター。
学生時代にずっと使っていたギター。
誰かにもらったギター。
限定品。
廃番になっているギター。
こういうものまで、
「場所を取るから」
だけで勢いよく処分しなくてもいいです。
ギターはまた買えても、同じ一本は戻ってこないことがあります。
ギターが邪魔でも、すぐに捨てなくていい
ギターが邪魔になった。
もう弾いていない。
だったら、
「捨てようかな」
と思うこともあると思います。
ただ、捨てる前に一度だけ考えてみてもいいです。
自分にとって邪魔になったことと、そのギターに価値がないことは別です。
古いから。
傷があるから。
弦が錆びているから。
何年も弾いていないから。
それだけで0円とは限りません。
もちろん査定しても値段が付かないこともあります。
でも、それは査定して初めて分かることです。
一度捨ててしまえば、
「あれ、売れたのかな」
と思っても戻せません。
逆に査定なら、
金額を見る。
売る。
残す。
やっぱりもう少し考える。
そこから選べます。
だから、もう処分しようと思っているなら、
捨てる前に一度だけ価値を確認してみる。
という順番でも遅くないと思います。
もう弾かないなら、ギターを手放す方法もある
ギターを手放すといっても、方法は一つではありません。
楽器専門の買取へ出す
自分で出品したり発送方法を考えたりするのが面倒なら、楽器専門の買取を利用する方法があります。
ギターだけではなく、
アンプ。
エフェクター。
ケース。
その他の機材。
まで一緒に整理したい場合にも使いやすいです。
出張で査定してくれるサービスなら、何本も持ち運ぶ必要もありません。
フリマやオークションで売る
自分で価格を決めたいなら、フリマやオークションもあります。
その代わり、
写真撮影。
説明文。
質問への回答。
梱包。
発送。
購入者とのやり取り。
などは自分でやる必要があります。
時間や手間と、売値のどちらを優先するかで考えればいいと思います。
知人や次に弾く人へ譲る
「売るほどではないけど、捨てたくない」
という人なら、誰かに譲るのもいいと思います。
これからギターを始める人に使ってもらえるなら、その方が気持ちよく手放せる人もいるでしょう。
そのまま保管する
もちろん、
手放さない
という選択肢もあります。
今決めなくていいなら、そのまま保管してもいいです。
ただ、
もう弾かない。
置いてあること自体がストレス。
部屋からなくしたい。
と思っているなら、無理に持ち続ける必要もありません。
「邪魔だから」という理由だけで、自分で0円と決めてしまう必要もないと思います。
もう使わないのであれば、処分する前に一度だけ価値を確認してみてもいいです。
もし、
「手放したい気持ちはあるけど、後悔しそう」
と思っているなら、先にこちらも読んでみてください。

家族から「ギターが邪魔」と言われたら
自分では気になっていなくても、家族からすると邪魔に感じることもあります。
特に共有スペースに置いている場合です。
リビング。
廊下。
寝室。
収納スペース。
自分だけの部屋ではない場所なら、一度置き場所を考えてもいいと思います。
置き場所だけが問題なら移動する
リビングに置いているなら自室へ移す。
スタンドを変える。
壁面を使う。
それだけで解決するなら簡単です。
ギターの本数が問題なら見直す
一本ならまだしも、
ギター5本。
ベース2本。
アンプ。
エフェクターボード。
ケース。
となってくると、本人にとっては趣味でも、家族からすればかなりのスペースに見えることがあります。
全部使っているならいいと思います。
でも使っていないものが多いなら、
本当に全部必要なのか
を一度考えてみてもいいかもしれません。
「音が邪魔」なら収納とは別問題
ギターを置いている場所ではなく、
「うるさい」
という意味で邪魔と言われているなら、収納を変えても解決しません。
練習時間。
音量。
アンプ。
ヘッドホン。
住宅環境。
こちらを考える必要があります。
電車やバスでギターが邪魔にならないようにするには
電車やバスへギターを持ち込むこと自体を心配している人もいると思います。
ギターはケースに入れてもそれなりに大きいので、周りへ配慮するのは大事です。
特に混雑しているときは、
背負ったままにしない。
身体の前や横で管理する。
他の人の通行を塞がない。
ケースを周囲へぶつけない。
といったことを意識するだけでも違います。
可能なら、混雑する時間帯を避けるのも一つです。
また、鉄道会社やバス会社によって手荷物についてのルールが異なる場合があるので、利用する交通機関の案内を確認しておくと安心です。
「ギターを持っていること自体が迷惑」
というより、
大きな荷物を持っていることを意識して動く
くらいでいいと思います。
バンドで「ギターが邪魔」と言われたら、ギター本体の問題ではない
バンドで、
「ギターが邪魔」
と言われた場合は、この記事の他の「邪魔」と少し違います。
これは置き場所の問題ではなく、演奏の問題です。
ギターの音量が大きすぎる。
他のギターと同じ場所を弾いている。
ボーカルを邪魔している。
低音を出しすぎてベースとぶつかっている。
ずっと弾き続けていて曲に隙間がない。
そんな可能性があります。
この場合、
ギターをやめる必要はありません。
音量。
音作り。
弾く位置。
アレンジ。
そして、
あえて弾かないところを作る。
そういう方向を見直す話です。
ギターが邪魔な人によくある疑問
狭い部屋ではギターをどこに置けばいい?
頻繁に弾くなら、取り出しやすい省スペーススタンドや、安全に設置できる壁掛けなどが候補になります。
あまり弾かないなら、ケースに入れて収納してしまう方が部屋は使いやすくなります。
大事なのは、
弾きたいギターなのか、置いてあるだけのギターなのか
だと思います。
賃貸でもギターを壁掛けできる?
賃貸の場合は、壁への施工方法や退去時の原状回復を考える必要があります。
物件や取り付け方法によって条件が変わるので、無理に壁へ穴を開けず、賃貸向けの方法や管理側のルールを確認した方が安心です。
ギターをケースに入れっぱなしでもいい?
ケースに入れて保管すること自体は珍しいことではありません。
ただし保管環境には気を付けた方がいいです。
極端な高温多湿。
結露。
長期間まったく状態を確認しない。
といった保管は避けた方がいいと思います。
何年も弾いていないギターは手放した方がいい?
年数だけでは決めなくていいと思います。
5年弾いていなくても、思い出が強くて残したいギターもある。
半年しか弾いていなくても、
「もう絶対弾かない」
と思うギターもあります。
何年触っていないかより、
今、そのギターをまだ持っていたいか
で考えればいいと思います。
古いギターでも売れる?
古いという理由だけで価値がないとは限りません。
メーカー。
モデル。
年代。
状態。
希少性。
付属品。
などによって変わります。
自分では分からないのであれば、捨てる前に査定して確認する方法もあります。
ギターを捨てる前に査定した方がいい?
必ず査定しなければいけないわけではありません。
ただ、
捨てると元には戻せない。
査定なら金額を見てから売るか決められる。
この違いはあります。
処分を急いでいないのであれば、一度確認してから決めても遅くないと思います。
まとめ|ギターが邪魔なら、置き場所だけの問題なのか考えてみる
ギターが邪魔。
そう感じたからといって、すぐに捨てる必要はありません。
スタンドが邪魔なら、置き方を変える。
部屋が狭いなら、省スペースの収納方法を考える。
まだ弾きたいなら、弾きやすい場所に残す。
今は弾かないだけなら、一旦ケースに入れてしまう。
それでいいと思います。
ただ、
もう弾かないギターが、ずっと場所だけを取っている。
そこが本当に「邪魔」と感じている理由なら、手放すことを考えてもいい。
そして、
自分にとって邪魔になったことと、そのギターに価値がないことは別です。
捨てる前に価値を確認する。
金額を見てから売るか考える。
まだ迷うなら残す。
それでも遅くありません。
ギターをどう置くかだけではなく、
そのギターをこれからも自分の生活に置いておきたいのか。
そこまで一度考えてみると、自分に合った答えが見つかるかもしれません。

