使わなくなった交換レンズ。
カメラ本体はもう処分したのに、レンズだけ残っている。
昔の一眼レフと一緒に何本も出てきた。
カビや曇りがあって、もう使えそうにない。
そんなとき、
「レンズって何ゴミ?」
「ガラスだから不燃ごみ?」
「カメラ本体と一緒に捨てていいの?」
と迷いやすいです。
先に結論を言うと、カメラ用交換レンズの捨て方は全国共通ではありません。
自治体によって、
小型家電回収。
不燃ごみ。
その他の分別。
など扱いが異なります。
そのため、実際に捨てる場合は住んでいる自治体の公式ルールを確認する必要があります。
ただし、もう一つ確認してほしいことがあります。
カメラレンズは、
古い。
カビがある。
本体がない。
AFが壊れている。
という状態でも、機種によっては買取対象になる可能性があります。
なので私は、
型番・状態を確認
↓
売れる可能性を確認
↓
売れなければ自治体ルールで処分
の順番がおすすめです。
カメラレンズは何ゴミ?
カメラ用レンズを、
「これは不燃ごみです」
と全国一律には言えません。
交換レンズは、
ガラス。
金属。
プラスチック。
電子部品。
など複数の素材からできています。
さらに自治体によって回収方法や対象品目が違います。
そのため、
「○○市 カメラレンズ 捨て方」
「○○市 交換レンズ ごみ」
などで自治体公式サイトを確認してください。
カメラ本体の処分方法についてはこちらでまとめています。

カメラレンズは小型家電回収に出せる?
自治体によっては、交換レンズなどのカメラ用品を小型家電として回収している場合があります。
ただし、
小型家電回収を実施しているか。
交換レンズが対象品目か。
回収ボックスへ入るサイズか。
などは自治体ごとに違います。
「カメラ用品だから小型家電回収で大丈夫」
とは決めず、対象品目を確認してください。
特に大型の望遠レンズなどは、回収ボックスの投入口に入らないことも考えられます。
不燃ごみとして出せる場合もある
自治体によっては、不燃ごみなどの区分で処分できる場合があります。
これも地域によって違います。
レンズの素材だけを見て、
ガラスだからこのごみ。
金属だからこのごみ。
と自分で判断するより、自治体の品目検索やごみ分別一覧で確認する方が確実です。
カメラ本体とレンズは別に処分した方がいい?
交換レンズ式カメラなら、本体とレンズは分けて考えた方が分かりやすいです。
なぜなら、
カメラ本体とレンズで価値が別
だからです。
本体は壊れている。
でもレンズは正常。
ということもあります。
反対に、
本体は使える。
レンズだけカビがある。
ということもあります。
処分区分についても、自治体によって本体と付属品で扱いが異なる場合があります。
一式まとめて「カメラだから全部同じ」と判断しない方がいいです。
レンズを処分する方法
主な選択肢は次の通りです。
| 方法 | 向いている人 |
|---|---|
| 自治体の回収 | 値段が付かないレンズを処分したい |
| 小型家電回収 | 自治体で交換レンズが対象になっている |
| 買取 | 売れるなら現金化したい |
| フリマ・オークション | 自分で状態説明や発送ができる |
| 譲る | 欲しい人が身近にいる |
| 不用品回収 | カメラ以外にも大量の不用品がある |
重要なのは、
最初から捨てる必要はない
ということです。
売れるか分からないなら、先に価値を確認できます。
古いカメラレンズは捨ててもいい?
古いというだけで処分するのは少し待った方がいいです。
昔の一眼レフ用レンズ。
フィルムカメラ時代のレンズ。
マニュアルフォーカスレンズ。
現在は生産されていない交換レンズ。
などの中には、今も中古需要があるものがあります。
古いレンズを現在のデジタルカメラへ装着して楽しむ人もいます。
いわゆるオールドレンズとして探されるものもあります。
もちろん、
古ければ何でも高く売れる
という意味ではありません。
ほとんど値段が付かないレンズもあります。
だから見るべきなのは、
古さ
ではなく、
メーカー。
型番。
マウント。
状態。
現在の需要。
です。
オールドレンズは特に型番を確認する
古いレンズは見た目だけでは価値が分かりにくいです。
金属製で重い。
ピント合わせが手動。
電子接点がない。
聞いたことのない型番。
そうした特徴だけで、
古すぎるからゴミ
と判断しない方がいいです。
レンズ前面や鏡筒には、
メーカー名。
焦点距離。
F値。
シリーズ名。
などが書かれていることがあります。
まずそこを確認します。
Leica・Zeissなどのレンズは捨てる前に確認
Leica。
Carl Zeiss。
Hasselblad。
Voigtländer。
などの名前が付いた古いレンズが出てきた場合も、自分だけで価値を判断しない方がいいです。
ただし、
ブランド名がある=必ず高額
ではありません。
モデル。
状態。
マウント。
希少性。
などによって価値は変わります。
重要なのは、
よく分からないから捨てる
を避けることです。
Canon・Nikonなど普通のレンズも確認する
高級ブランドだけではありません。
Canon。
Nikon。
SONY。
FUJIFILM。
PENTAX。
OLYMPUS。
SIGMA。
TAMRON。
などの交換レンズにも中古需要があります。
特に、
昔の一眼レフと一緒に何本も残っている。
何用のレンズなのか分からない。
という場合は、一つずつ捨てるものを選ばない方がいいです。
交換レンズの買取についてはこちらで詳しくまとめています。

カビのあるレンズは処分するしかない?
カビがあっても、すぐ捨てる必要はありません。
長期間保管していた交換レンズでは、
レンズ内部に白い糸のようなものが見える。
点状の汚れがある。
ということがあります。
状態が良いレンズより評価が下がる可能性はあります。
ただし、
カビがある=買取不可
とは限りません。
レンズ自体の価値やカビの程度によって判断されます。
曇ったレンズも売れる可能性がある
レンズ内部が白っぽい。
もやがかかったように見える。
という曇りがある場合も同じです。
自分では、
カビなのか。
曇りなのか。
別の劣化なのか。
分からないこともあります。
無理に判断する必要はありません。
状態をそのまま伝えて査定できます。
AFが壊れたレンズは?
オートフォーカスが動かない。
ピントが合わない。
異音がする。
というレンズでも、機種によっては買取対象になる可能性があります。
正常品と同じ評価にはならない可能性がありますが、
故障=価値0円
ではありません。
人気モデルや部品需要のあるレンズなら、故障状態でも査定できる場合があります。
故障品についてはこちらでもまとめています。

絞りが壊れているレンズは?
絞り羽根が動かない。
設定した絞り値にならない。
油染みなどがある。
といった状態もあります。
この場合も、自分で分解して直そうとせず、まず現状のまま確認する方がいいです。
売却目的で修理する場合、
修理費用より査定額の上昇分が小さい
可能性もあるからです。
前玉や後玉に傷がある場合
レンズ表面に傷がある場合も、程度によって判断が変わります。
小さな傷。
深い傷。
コーティングの劣化。
欠け。
など状態はさまざまです。
見た目が悪いから即処分ではなく、
何のレンズなのか
と合わせて判断します。
完全に壊れたレンズなら処分?
大きく割れている。
マウント部分が破損している。
内部部品が外れている。
など、かなり状態が悪い場合は買取が難しくなることがあります。
それでも、
高価なレンズ。
希少なレンズ。
部品需要のあるレンズ。
なら確認する意味はあります。
査定対象外だった場合に、その時点で自治体ルールに沿って処分すればいいです。
壊れたレンズを自分で分解しない
「壊れているなら捨てる前に直してみよう」
と思うかもしれません。
ただ、交換レンズは精密機器です。
分解すると、
レンズ面を傷つける。
内部部品を破損する。
ネジをなくす。
元に戻せなくなる。
といった可能性があります。
売却の可能性を残したいなら、現状のまま確認した方がいいです。
レンズを捨てる前に価値だけ確認する
カメラレンズは、
古い。
カビがある。
箱がない。
何用か分からない。
本体も残っていない。
となると、ゴミに見えてしまうことがあります。
でも、交換レンズは型番によって価値が大きく違います。
自分では必要なくても、そのレンズを探している人がいる可能性があります。
カメラの買取屋さんでは、カメラや交換レンズ類の査定を申し込めます。
特に、
レンズが何本もある。
古くて価値が分からない。
本体とレンズ一式を整理したい。
カビや故障がある。
という場合は、自分で一つずつ捨てるものを決める前に、査定対象になるか確認できます。
売ると決める必要はありません。
査定額を確認して、
売る。
残す。
ほかと比較する。
値段が付かなければ処分する。
と決めればいいです。
レンズをゴミとして出そうとしているなら、一度下記から査定を確認してみるのもありです。
箱なしのレンズでも捨てる前に確認
箱がなくても、交換レンズそのものに価値があれば査定対象になる可能性があります。
古いレンズなら、
箱。
保証書。
説明書。
が残っていないことも珍しくありません。
箱なし=売れない
ではありません。
キャップなしでも売れる?
前キャップ。
後キャップ。
がない場合も査定対象になる可能性があります。
ただ、残っているなら一緒にします。
カメラバッグの中。
収納棚。
箱。
などに入っていないか確認してください。
レンズフードも一緒に確認する
大型の望遠レンズやズームレンズなどでは、純正フードが別に保管されていることがあります。
残っている付属品はまとめておきます。
ただし、
付属品が足りない=本体も捨てる
と考える必要はありません。
まず現在の状態で価値を確認します。
フィルター付きのレンズは?
保護フィルター。
PLフィルター。
NDフィルター。
などが付いていることがあります。
処分するためにわざわざ捨てる必要はありません。
査定するなら付いていることを伝えれば十分です。
本体が壊れていてもレンズは別で考える
これは特に注意したいです。
一眼レフ本体が壊れている。
だから一式全部捨てよう。
という場合でも、レンズまで同じ価値とは限りません。
例えば、
本体は電源が入らない。
でも交換レンズは正常。
ということがあります。
本体が故障したからといって、付いているレンズまで一緒に処分しないようにします。
カメラを買い替えて使えなくなったレンズも売れる?
新しいカメラへ買い替えると、
昔のレンズを使わなくなる
ことがあります。
マウントが変わった。
軽いレンズへ買い替えた。
ミラーレスへ移行した。
などです。
今の自分には使い道がなくても、中古市場ではそのマウントを使っている人がいます。
だから、
もう自分のカメラには付かない=価値なし
ではありません。
レンズを人に譲る方法
家族。
友人。
写真を趣味にしている人。
など、使いたい人がいるなら譲る方法もあります。
ただしマウントが合わなければ使えません。
渡す前に、
どのカメラへ付くレンズなのか
を確認しておくと分かりやすいです。
フリマやオークションで処分する方法
ゴミとして捨てるのではなく、フリマやネットオークションで売る方法もあります。
買取より高く売れる可能性がある一方、
型番。
マウント。
カビ。
曇り。
傷。
AF。
絞り。
などの状態を説明する必要があります。
レンズの状態を自分で判断できない場合は、少し難しい方法です。
また、
撮影。
出品。
購入者対応。
梱包。
発送。
も必要になります。
不用品回収を利用する方法
引っ越しや遺品整理などで、レンズ以外にも大量の不用品があるなら、不用品回収を利用する方法もあります。
ただし交換レンズだけを処分したいなら、
自治体回収。
買取。
フリマ。
などと比較してからでも遅くありません。
遺品から出てきたレンズは特に捨て急がない
遺品整理では、
このレンズが何なのか。
どのカメラで使っていたのか。
いくらで買ったのか。
分からないことがあります。
しかも、
大きいレンズ。
小さいレンズ。
古いレンズ。
新しそうなレンズ。
を見た目で並べても、価値の順番とは限りません。
バッグの中に複数本入っているなら、先に処分するものを選びすぎない方がいいです。
レンズが何本もあるならまとめて確認する
カメラが趣味だった人の場合、
標準ズーム。
望遠。
単焦点。
マクロ。
オールドレンズ。
テレコンバーター。
など、何本も残っていることがあります。
一つずつネットで型番検索して、
これは売れる。
これは安い。
これは捨てる。
と判断することもできます。
ただ、数が多いとかなり大変です。
価値が分からない場合は、一式まとめて確認してもらう方が早いことがあります。
レンズを処分する前にやってはいけないこと
処分前だからといって、
内部を分解する。
カビを無理に落とす。
研磨する。
壊れている部分を接着剤で直す。
などは避けた方がいいです。
売れる可能性があるレンズなら、状態を悪化させることがあります。
軽く外側のホコリを落とす程度で十分です。
買取できなかったら自治体ルールで処分する
査定しても、
値段が付かなかった。
買取対象外だった。
という場合は、その時点で処分を考えます。
住んでいる自治体の公式サイトで、
交換レンズ。
カメラ用品。
小型家電。
などを検索してください。
自治体によって区分が違うため、
不燃ごみ。
小型家電。
その他。
のどれになるかは地域ごとに確認します。
レンズを捨てる前に「いくらか」だけ確認する
レンズを手放したいとき、
売るか。
捨てるか。
で迷う必要はありません。
先に価値を確認すればいいです。
例えば、
思ったより値段が付いた
→ 売る。
ほとんど値段が付かない
→ 処分する。
思い入れがある
→ 残す。
と決められます。
交換レンズの買取先や相場の考え方については、こちらで詳しくまとめています。

売れるなら捨てる必要はない
ここまで処分方法を調べたなら、
もうそのレンズを使わない
という気持ちはかなり固まっていると思います。
それなら、
残すべきか悩み続ける
必要はありません。
手放していい。
ただし、
ゴミとして捨てるか。
売って手放すか。
は別の話です。
カメラの買取屋さんでは、カメラや交換レンズ類の査定を申し込めます。
古い。
カビがある。
何用か分からない。
本体がない。
何本もある。
という場合も、まず査定対象になるか確認できます。
捨ててしまった後では、そのレンズの価値は確認できません。
もう使わない交換レンズを処分しようとしているなら、一度下記から査定を確認してみるのもありです。
カメラレンズは「いらない」と「価値がない」を分けて考える
使わないレンズを無理に残す必要はありません。
場所を取る。
重い。
今のカメラでは使わない。
カメラ自体をやめた。
なら、手放していいと思います。
ただ、
自分にはいらない
=
誰にとっても価値がない
ではありません。
交換レンズは、
メーカー。
型番。
マウント。
状態。
中古需要。
によって価値が変わります。
だから、
処分する前に型番を見る。
売れるか確認する。
売れなければ自治体ルールで捨てる。
この順番で十分です。

