一眼レフを買ったときは、かなり使うつもりだった。
子どもの写真を撮りたかった。
旅行へ持っていきたかった。
スマホよりきれいな写真を残したかった。
レンズも買った。
でも気づいたら、最後に一眼レフを使ったのがいつだったか分からない。
旅行へ行ってもスマホ。
ちょっとした写真もスマホ。
一眼レフは棚や防湿庫に置いたまま。
こうなると、
「せっかく買ったのに、なんで使わなくなったんだろう」
「このまま残しておく意味ある?」
と考えることがあります。
私は、一眼レフを使わなくなったからといって、写真そのものに飽きたとは限らないと思っています。
単純に、
重い。
大きい。
持ち出すのが面倒。
今のスマホで満足できる。
今の生活にはもっと小さいカメラの方が合う。
ということもあります。
だから、
一眼レフを使わない
↓
カメラをやめる
とすぐ決めなくて大丈夫です。
残す。
もっと軽いカメラへ乗り換える。
売る。
この3つから、今の生活に合うものを選べば十分です。
一眼レフを使わないなら、まず理由を確認する
一眼レフを使わなくなる理由によって、次の選択肢は変わります。
| 使わない理由 | 考えられる選択 |
|---|---|
| 重くて持ち歩かない | ミラーレス・コンデジなどへ小型化 |
| スマホで満足している | 売却候補 |
| 子どもの行事が減った | 売却候補 |
| RAW現像が面倒 | JPEG中心・スマホ中心へ |
| レンズ交換が面倒 | 小型カメラへ乗り換え |
| 半年〜1年以上使っていない | 一度価値を確認 |
| また使う予定がある | 保管 |
| 思い入れが強い | 急いで手放さない |
大事なのは、
「一眼レフを持っているべきか」
ではありません。
今の自分が、
なぜ使わないのか
です。
一眼レフを使わなくなる主な理由
一眼レフを買ったのに使わなくなること自体は、それほど不思議ではありません。
買ったときと生活が変われば、使う道具も変わります。
重くて持ち歩かなくなった
一眼レフを使わなくなる理由として分かりやすいのが重量です。
本体だけならまだ持てる。
でも、
標準ズーム。
望遠レンズ。
予備バッテリー。
カメラバッグ。
まで持つと、かなりの荷物になります。
旅行へ行くときも、
せっかくだから一眼レフを持っていこう。
と思ったのに、
重いから今日はスマホでいいか。
となる。
これが何度も続けば、自然と使わなくなります。
性能が嫌になったわけではなく、
持ち歩く負担
が今の生活に合わなくなっただけかもしれません。
スマホで十分になった
昔は、
きれいな写真を撮るならカメラ。
という感覚が強かった人もいると思います。
でも今は、
撮る。
見る。
編集する。
送る。
保存する。
までスマホで完結できます。
普段撮っているものが、
家族。
料理。
ペット。
旅行。
日常の風景。
くらいなら、スマホで満足する人もいます。
毎回スマホを使っていて、一眼レフを取り出さなくなったなら、
自分にとって必要なカメラの形が変わった
と考えてもいいです。
子どもの行事が減った
一眼レフを買ったきっかけが、
子どもを撮るため
だった人もいます。
運動会。
発表会。
スポーツ。
入学式。
卒業式。
小さい頃は撮影機会が多かった。
でも子どもが成長して、以前ほど撮らなくなった。
その結果、一眼レフも使わなくなる。
この場合、
趣味として写真を続けたいのか。
家族撮影のためだけに必要だったのか。
を考えると判断しやすくなります。
レンズ交換が面倒になった
一眼レフの魅力の一つは、レンズを交換できることです。
でも同時に、
今日は何を持っていく?
途中で交換する?
レンズを何本持つ?
という手間にもなります。
以前はそれが楽しかった。
今は面倒。
なら、一眼レフそのものより、
交換レンズを何本も使う撮影スタイル
が合わなくなった可能性があります。
RAW現像やデータ管理が面倒になった
一眼レフで撮ると、
SDカードからデータを移す。
写真を選ぶ。
RAW現像する。
保存する。
バックアップする。
という作業が増えることがあります。
写真を撮ることは好きでも、
帰ってからの作業が面倒
になれば、自然とスマホを使うようになります。
ミラーレスの方が今の生活に合う
一眼レフを使わなくなったからといって、カメラそのものがいらないとは限りません。
写真はまだ撮りたい。
でも、
一眼レフは大きい。
重い。
もっと気軽に持ち歩きたい。
なら、ミラーレスやコンデジなどへ移る方法があります。
一眼レフをやめることと、写真をやめることは別です。
一眼レフを使わないのは珍しいこと?
高い一眼レフを買ったのに使わないと、
「自分は買い物を失敗したのかな」
と思うことがあります。
でも、買ったときに必要だったなら、それでいいと思います。
子どもが小さかった。
旅行へよく行っていた。
写真に夢中だった。
その頃には、そのカメラを買う理由があった。
ただ、生活が変わった。
今はスマホの方が楽。
それだけかもしれません。
過去に必要だったことと、今も必要なことは同じではありません。
カメラ全般を使わなくなった場合の判断はこちらでもまとめています。

使わない一眼レフを残した方がいい人
使っていないからといって、すぐ売る必要はありません。
残す理由があるなら持っていていいです。
また使う予定が具体的にある
次の運動会。
旅行。
スポーツ撮影。
野鳥撮影。
星空。
など、
このとき使う
と具体的に決まっているなら残す理由があります。
単なる、
いつか使うかも
との違いはここです。
望遠撮影など明確な用途がある
普段はスマホでも、
運動会だけは望遠レンズ。
野鳥だけは一眼レフ。
という使い方もあります。
年間数回でも、その数回で必要なら持っている意味があります。
使用回数だけで必要・不要を決めなくて大丈夫です。
撮影そのものはまだ楽しい
一眼レフを久しぶりに持ったとき、
やっぱり撮るの楽しいな。
と思うなら急いで売らなくていいです。
今は単純に忙しくて使っていないだけかもしれません。
思い入れが強い
初めて買った一眼レフ。
子どもの成長を撮ってきたカメラ。
家族からもらったもの。
形見。
こうしたカメラは市場価格だけでは決められません。
手放して後悔しそうなら、一度残しておく方法もあります。
使わない一眼レフを手放してもいい人
逆に、次のような状態なら一度手放すことを考えてもいいと思います。
1年以上ほとんど触っていない
1年使っていないから絶対に売るべき、という意味ではありません。
ただ、
旅行でも使わない。
イベントでも使わない。
家でも触らない。
となっているなら、今の生活での必要性はかなり下がっています。
旅行へ持っていこうと思わなくなった
一眼レフを持っているのに、
最初からスマホだけで行こう
と思うようになった。
これはかなり分かりやすい変化です。
以前はカメラを持っていきたかった。
今は荷物になると思う。
なら、一眼レフとの付き合い方が変わっています。
スマホだけで満足している
写真を撮る機会はある。
でも全部スマホ。
それで特に不満もない。
なら、
写真は好きだけど一眼レフはいらない
という状態もあります。
「高かったから」だけで残している
一眼レフを手放せない理由が、
10万円したから。
20万円したから。
レンズも高かったから。
だけになっている場合です。
買ったときの価格と、これから使うかどうかは別です。
今後使わないなら、
現在の価値
を見て考える方法があります。
一眼レフを使わないならミラーレスへ乗り換えるのもあり
ここは、
残すか売るか
だけで考えなくていいです。
一眼レフで嫌になったのが、
重量。
大きさ。
持ち運び。
なら、写真そのものをやめる必要はありません。
写真は好きだけど重さが嫌なら乗り換え候補
撮ることは好き。
でも一眼レフを担いで歩くのが嫌。
なら、より軽いカメラへ移る方法があります。
レンズを何本も持ちたくないなら小型化
レンズ交換そのものが負担なら、
小型カメラ。
コンデジ。
スマホ。
などへ寄せてもいいです。
写真趣味を続ける方法は、一眼レフだけではありません。
いきなり全部売らなくてもいい
一眼レフを売って、新しいカメラへ完全移行するのが不安なら、
まず小さいカメラを使ってみる。
問題なければ一眼レフを手放す。
という順番でもいいです。
使わない一眼レフを放置するとどうなる?
まだ売るか決めていなくても、何年も適当に放置するのは避けた方がいいです。
残すなら残すで、状態を確認しておきます。
レンズにカビや曇りが出ることがある
保管環境によっては、交換レンズにカビや曇りが生じることがあります。
特に湿気の多い場所へ長期間置いたままの場合は注意します。
カメラバッグへ何年も入れたままにするより、一度状態を確認した方がいいです。
バッテリーは消耗する
バッテリーは消耗品です。
長期間放置しているなら状態を確認します。
異常な膨らみなどがある場合は無理に使用しません。
保管方法についてはメーカーの案内も確認してください。
外装やゴム部分が劣化する場合もある
長期間使用していないカメラでは、
グリップ。
ゴム部分。
表面。
などの状態が変化することもあります。
一度、
電源が入るか。
シャッターが切れるか。
液晶は映るか。
レンズに異常がないか。
を確認してみます。
中古での価値はずっと同じとは限らない
デジタル一眼レフは、新しいカメラが登場したり中古需要が変化したりします。
だから、
あと5年置いておけば同じ値段
とは限りません。
一方で、古くても需要が残る機種もあります。
つまり、
古くなる=必ず価値がなくなる
でもありません。
もう使わないなら、今の価値だけ確認しておくと判断しやすくなります。
売るか迷っているなら一眼レフの現在価値を確認する
使っていない一眼レフで一番迷うのが、
「売った方がいいのは分かるけど、なんとなくもったいない」
という状態だと思います。
この場合、先に売るかどうかを決めなくてもいいです。
今いくらなのか。
これを確認します。
例えば、
思ったより値段が付く
→ 今なら手放そう。
ほとんど値段が付かない
→ それなら残してもいい。
と考えることもできます。
特に一眼レフは、
Canon EOSシリーズ。
Nikon Dシリーズ。
PENTAX。
など、型番によって価値が違います。
さらに、
ボディだけ。
レンズキット。
シャッター回数。
状態。
付属品。
などでも査定は変わります。
一眼レフの買取についてはこちらで詳しくまとめています。

カメラの買取屋さんでは、カメラ本体やレンズ類の査定を申し込めます。
何年も使っていない。
古い。
レンズも一緒に残っている。
今の価値が分からない。
という場合も、先に査定額を確認してから売るか考えられます。
使わない一眼レフを今後どうするか迷っているなら、一度下記から現在の価値を確認してみるのもありです。
一眼レフ本体だけでなくレンズも確認する
一眼レフを使わなくなった場合、
本体だけ見て判断しない方がいいです。
カメラバッグの中に、
標準ズーム。
望遠レンズ。
単焦点。
マクロ。
などが残っていることがあります。
交換レンズは本体とは別に査定対象になる可能性があります。
本体が古くてもレンズに価値がある場合がある
カメラ本体はかなり古い。
でもレンズは今でも中古需要がある。
ということもあります。
一式全部を、
古い一眼レフだから価値がない
と決めない方がいいです。
レンズだけでも売れる可能性がある
本体を残してレンズだけ売る。
逆にレンズを残して本体だけ売る。
ということもできます。
交換レンズについてはこちらで詳しくまとめています。

使わない一眼レフを売る前に確認するもの
売却を考えるなら、家に残っている付属品を探しておきます。
バッテリーと充電器
純正バッテリー。
充電器。
が残っていれば一緒にします。
レンズ
レンズキットで購入していた場合、標準ズームや望遠ズームが別の場所に残っていないか確認します。
レンズキャップやボディキャップ
前後キャップ。
ボディキャップ。
レンズフード。
なども確認します。
箱や説明書
元箱や説明書が残っているならまとめておきます。
ただし、
箱がない。
説明書がない。
という理由だけで、売れないと決める必要はありません。
今ある状態で査定できます。
売るためだけに高額な修理をしない
久しぶりに使ったら、
電源が入らない。
シャッターがおかしい。
液晶に不具合がある。
ということもあります。
この場合、
売る前に修理した方が高くなるのでは?
と思うかもしれません。
でも、
修理代
>
修理後に増える査定額
になる可能性もあります。
売却目的なら、
まず現状で査定
↓
必要なら修理費を確認
↓
判断
の順番で十分です。
壊れた一眼レフもすぐ処分しない
使わないうちに故障していたとしても、必ず価値が0になるとは限りません。
型番や故障状態によっては、査定対象になる可能性があります。
また、本体が壊れていても交換レンズは別です。
故障したカメラについてはこちらで詳しくまとめています。

使わない一眼レフを売るならどこがいい?
売ることを決めたら、
どこへ売るか
を考えます。
選択肢には、
カメラ専門買取。
リサイクルショップ。
店頭買取。
宅配買取。
出張買取。
フリマ。
ネットオークション。
などがあります。
何が向いているかは、
高く売りたい。
すぐ売りたい。
機材が大量にある。
店舗へ運びたくない。
自分で出品する手間をかけられる。
などによって変わります。
カメラの売却先はこちらで詳しくまとめています。

まだ迷うなら一度しまって期限を決める
売るか残すか、本当に決められない。
そんな場合は無理に売らなくていいです。
例えば、
次の旅行まで。
次の運動会まで。
3か月。
半年。
と期限を決めます。
その間に一度でも、
一眼レフを持っていきたい。
これで撮りたい。
と思ったなら残す。
結局一度も使わなかったなら、手放す判断材料になります。
値段が付かなければ処分を考える
査定しても値段が付かない。
今後も使わない。
譲る相手もいない。
という場合は処分を考えます。
ただし、
一眼レフ=全国どこでも同じごみ区分
ではありません。
自治体によって処分方法が異なります。
デジタル一眼レフなら、
SDカード。
本体に残った設定やデータ。
バッテリー。
なども確認してから手放します。
カメラの処分方法はこちらでまとめています。

使わない一眼レフなら、捨てる前に価値を見る
もう使わない。
重い。
スマホで十分。
ミラーレスへ移りたい。
そんな状態なら、無理に一眼レフを残す必要はありません。
ただ、
使わない
=
価値がない
ではありません。
カメラの買取屋さんでは、一眼レフ本体や交換レンズなどの査定を申し込めます。
例えば、
Canonの古いEOS。
NikonのDシリーズ。
レンズキット。
何年も使っていない本体。
などがあるなら、今の価値を確認してから手放すか決められます。
査定額を見て、
この金額なら売る。
それなら残す。
別の店とも比較する。
という判断でも構いません。
使っていない一眼レフが家にあるなら、一度下記から査定を確認してみるのもありです。
一眼レフを使わなくなったなら、今の自分に合う形へ変えていい
一眼レフを使わなくなったからといって、
写真に飽きた。
カメラを買ったのは失敗だった。
とは限りません。
以前は一眼レフが合っていた。
今は違う。
それだけかもしれません。
また使いたいなら残す。
写真は撮りたいけれど重いなら、小さいカメラへ乗り換える。
スマホで十分なら手放す。
思い入れがあるなら残す。
そして手放すことを考えたなら、捨てる前に現在の価値を確認する。
一眼レフを持ち続けることより、
今の自分が写真とどう付き合いたいか
で決めれば十分だと思います。

