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ドラムをやめたいと思ったら|初心者も経験者も、続けるか辞めるか決める前に考えたいこと

ドラムをやめたいと思ったら|初心者も経験者も、続けるか辞めるか決める前に考えたいこと

ドラムを始めたけど、もうやめたい。

手足が思うように動かない。

バンドで自分だけ遅れている。

ミスをすると曲全体を止めてしまう気がする。

家では思うように練習できない。

何年も叩いてきたのに、最近は上達している感じもしない。

気づけば、

叩きたいから練習しているのではなく、練習しなければいけないから叩いている。

そんな状態になることがあります。

でも「ドラムをやめたい」という言葉だけでは、まだ答えは出せません。

始めて3か月でやめたい人と、8年叩いてやめたい人では、抱えているものがかなり違うからです。

そして、

ドラムが嫌なのか。

バンドが嫌なのか。

練習が嫌なのか。

先生が嫌なのか。

下手な自分を見るのが嫌なのか。

これも全部違います。

だから私は、

「ここまで続けたんだから頑張ろう」

とも、

「嫌ならすぐやめればいい」

とも思いません。

何をやめたいのかだけ、一回はっきりさせる。

そこからでいいと思います。

目次

ドラムをやめたい理由は、初心者と経験者でかなり違う

同じ「やめたい」でも、よく見ると中身が違います。

始めたばかりの人は「できなさ」に疲れやすい

初心者なら、

8ビートが安定しない。

右手と右足が一緒になる。

フィルを入れたら戻れなくなる。

バンドの曲についていけない。

他のメンバーは経験者ばかり。

こんな状態から、

「自分がいるせいでバンドが下手に聞こえる」

まで考えてしまうことがあります。

これは単純にドラムが嫌というより、

できないことと、周囲への申し訳なさが混ざっている

状態です。

長く叩いている人は「停滞」に疲れやすい

一方、何年もドラムを続けている人は少し違います。

叩けないわけではない。

ライブもできる。

曲にも合わせられる。

でも、

昔ほど成長を感じない。

同じフレーズしか出てこない。

他のドラマーを見ると自分の限界を感じる。

練習メニューをこなしているだけ。

昔みたいにドラムへ向かうワクワクがない。

こうなると、

下手だからやめたいのではなく、続ける意味が分からなくなる

ことがあります。

初心者の「できない」と、経験者の「もう楽しくない」は、同じ方法では解決できません。

「ドラムが嫌」なのか「ドラムの周りが嫌」なのか

ここが一番分けたいところです。

例えば、

スタジオへ一人で入って好きに叩くなら楽しい。

でもバンド練習は嫌。

だったら、嫌なのはドラムではないかもしれません。

家でパッドを叩くのは苦痛。

でもライブでは最高に楽しい。

なら、練習方法の問題かもしれない。

先生に見られると緊張する。

一人なら叩ける。

それなら指導環境かもしれません。

逆に、

誰も見ていなくても叩きたくない。

好きだった曲を聴いてもドラムを叩きたいと思わない。

スタジオへ行ける日があっても行きたくない。

そこまで来ているなら、

ドラムそのものから気持ちが離れている

可能性があります。

私は、ここを無視して「もっと練習すれば楽しくなる」とは言いたくありません。

初心者でバンドについていけないなら、自分だけの責任にしなくていい

ドラムは少し特殊です。

ギターなら少しミスしても曲がそのまま進むことがあります。

でもドラムは、

テンポが崩れた。

フィルから戻れない。

曲の展開を間違えた。

となると、

「自分のせいで全員が崩れた」

と感じやすい。

これは結構しんどいです。

でも、始めて数か月のドラマーと経験者だけでバンドを組んでいるなら、

実力差があること自体は最初から分かっていること

でもあります。

初心者が経験者と同じように叩けないのは当たり前です。

だから、

一曲全部を完璧にする。

難しいフィルを入れる。

原曲を完全再現する。

そこまで最初から背負わなくてもいい。

8ビートを崩さない。

難しいところは簡単にする。

フィルを減らす。

バンド側にも合わせてもらう。

それでも曲はできます。

技術的につまずいて、

「もう無理かもしれない」

が中心なら、こちらの記事のほうが近いです。

「メンバーに迷惑をかけているから辞めたい」は一人で決めなくていい

自分が下手だから迷惑。

私がいないほうがいい。

そう思ってバンドを辞めようとする人もいます。

でも、

迷惑かどうかを自分一人で決めている

ことがあります。

メンバー側は、

まだ初心者なのを分かっている。

一緒に上手くなればいいと思っている。

難しいところは簡単にすればいいと思っている。

かもしれません。

もちろん、

実力差について強く責められる。

毎回嫌味を言われる。

ミスすると空気が悪くなる。

というバンドなら話は別です。

そこまでして同じメンバーと続けなければならない理由はありません。

ただ、

「申し訳ない気がする」

だけなら、一度バンドで話してからでも遅くないと思います。

バンドを辞めることと、ドラムを辞めることは別

ここはかなり大事です。

バンドを抜けたい。

だからドラムも終わり。

と一気にしなくていい。

メンバーと合わない。

曲が好きではない。

ライブの頻度がきつい。

練習日程が合わない。

バンド内の人間関係が疲れる。

それなら、

今のバンドだけをやめる

という答えがあります。

一人でドラムを続けてもいい。

別のバンドを探してもいい。

しばらくバンド活動をしなくてもいい。

逆に、

バンドを抜けた瞬間に、

「別にもうドラムも叩かなくていいな」

と思うなら、それも一つの答えです。

家で練習できないことが、ドラム嫌いに見えている場合もある

ドラムは他の楽器より練習場所の問題が大きいです。

アコースティックドラムを普通の家で叩くのは難しい。

電子ドラムでも振動があります。

練習パッドだけでは飽きる。

スタジオへ行けばお金もかかる。

この環境は、

「練習しろ」

だけでは解決できません。

ドラムが好きでも、

好きなときに本物のセットを叩けない

というだけで熱が冷めることがあります。

もし、

スタジオでセットに座った瞬間は楽しい。

でも家でパッド練習することだけが嫌。

なら、

ドラムそのものをやめたいわけではないかもしれません。

毎日練習できないから向いていない、と決める必要もないと思います。

練習しているのに伸びないなら、時間ではなく中身を見る

経験が長くなるほど、

「こんなに練習しているのに」

が効いてきます。

毎日ルーディメンツをやる。

速いシングルストロークを練習する。

ダブルストロークを繰り返す。

でも、

曲になると使えない。

フィルがいつも同じ。

グルーヴが固い気がする。

そこでさらに練習時間を増やす。

でも、

同じ練習を増やしても、同じところで止まる

ことがあります。

一回だけ見るなら、

  • 毎回同じメニューだけやっていないか
  • 得意なものばかり練習していないか
  • 苦手な箇所を具体的に分けているか
  • BPMなどを記録しているか
  • 自分の演奏を録音しているか
  • 何をできるようになりたいのか決まっているか

このあたりです。

「たくさん叩いている」と、

「今の課題を直す練習をしている」

は同じではありません。

ミスするのが怖くなったら、ドラムは急につまらなくなる

経験者でも起こります。

一人なら叩ける。

でも人と合わせると、

テンポをずらしたらどうしよう。

フィルを失敗したらどうしよう。

次の展開を間違えたらどうしよう。

ということばかり考える。

すると、

音楽を聞くより、

失敗しないために監視している時間

になります。

これでは疲れます。

昔は叩くことが楽しかったのに、

今は間違えないことしか考えていない。

なら、

ドラムが嫌いになったというより、

演奏する場が怖くなっているのかもしれません。

いきなり大きなライブへ戻らなくてもいい。

一人。

信頼できる一人とのセッション。

簡単な曲。

録音しない時間。

そうやって、

「失敗しても何も起きない場所」

へ一度戻る方法もあります。

上手いドラマーを見るたびに辞めたくなるなら、比較から降りてもいい

SNSを開けば、

信じられない速さで叩く人。

変拍子を普通に演奏する人。

ものすごいフィルを入れる人。

いくらでも出てきます。

自分が8年かけてもできないことを、若い人が簡単そうにやっている。

これを見ると、

「自分は何をしてきたんだろう」

となる。

でも、

その人より上手くなることが、

あなたがドラムを始めた理由だったでしょうか。

もちろん、

上達する楽しさはあります。

でも、

上達し続けないと価値がない趣味にすると、

いつかかなり苦しくなります。

叩いていて気持ちいい。

それだけでも続ける理由になります。

反対に、

上達もしない。

叩いていても楽しくない。

なら、その状態はちゃんと見ていいと思います。

「ドラムに飽きた」と「ドラムをやめたい」も少し違う

最近やる気が出ない。

同じことばかりで飽きた。

好きだった曲にも刺激がない。

こういう状態なら、

完全にやめる前に、

飽きているだけなのかを見る余地があります。

ジャンルを変える。

別の曲を叩く。

練習をやめて好き勝手叩く。

一度ライブを見に行く。

それで戻る人もいます。

反対に何を変えても、

「もう別にいい」

なら、無理に火をつけ直す必要もありません。

練習そのものが嫌になったなら、休んでいい

ドラムは好き。

音も好き。

でも、

練習という言葉を聞くだけで嫌になる。

これなら、

ドラムをやめる前に、

練習をやめる

という選択もあります。

一週間何もしない。

一か月スティックを持たない。

その間に下手になってもいい。

趣味なのに、

一日休むたび罪悪感を持つようになったら、だいぶ苦しくなっています。

休んだあと、

また叩きたいと思ったら叩く。

何も思わなかったら、その感覚を見る。

練習したくないという状態そのものについては、こちらでも整理しています。

先生やドラム教室が嫌なら、先生をやめてもいい

毎回注意される。

できないことばかり指摘される。

先生に期待されているのがしんどい。

レッスン前に練習していないと罪悪感が出る。

その状態で、

「ドラムをやめたい」

となる人もいます。

でも、

レッスンを受けないとドラムを叩いてはいけないわけではありません。

先生を変える。

教室を変える。

独学に戻る。

休会する。

レッスンだけ終える。

選べます。

ドラムそのものは好きなのに、

指導されることだけで全部嫌になっているなら、

先に指導環境を外してみてもいいでしょう。

初心者だから続けるべき、長くやったから続けるべき、ではない

「3か月で辞めるなんて早い」

と言われることがあります。

反対に、

「8年もやったんだから、ここで辞めるのはもったいない」

とも言われます。

でも、

3か月だから続けなければならない。

8年だから続けなければならない。

どちらも少し変です。

始めて3か月でも、

もう全く興味がないならやめてもいい。

8年やっていても、

今でも叩く時間が好きなら続ければいい。

見るなら期間ではなく、

これからも叩きたいか

だと思います。

今まで使った時間を守るために、これからの時間まで使う必要はありません。

続けるか迷ったら「何を残したいか」で考える

二択にしなくていいと思います。

ドラムを残したい

まだ叩きたい。

なら続ける。

練習方法だけ変えるのでもいい。

ドラムは残したいけど、今は疲れた

休む。

ドラムセットもそのままでいい。

ドラムは残したいけど、バンドはいらない

バンドを抜ける。

一人で続ける。

ドラムは残したいけど、先生はいらない

教室だけ辞める。

もうドラム自体を残したいと思わない

そのとき初めて、

やめる。

と考えればいい。

何をやめて、何を残したいのか。

この考え方なら全部捨てなくて済みます。

バンドを辞めるときの伝え方

バンドを抜けると決めたなら、できれば早めに伝えます。

理由を全部説明しなくてもいいです。

例えば、

今後の生活との両立を考えて、○月を目安にバンドを抜けたいと思っています。急に迷惑をかけないよう、必要なところまではできる範囲で対応します。

ドラムそのものから一度離れたいなら、

最近ドラムを続けること自体を考え直していて、一度活動から離れたいと思っています。○月を区切りに抜けさせてください。

これくらいでも伝わります。

無理に、

「みんなは悪くない、自分だけが悪い」

まで言わなくていいと思います。

バンドを抜けることと、人間関係を壊すことも同じではありません。

ドラム教室を辞めるときの伝え方

教室なら、もっと簡潔でいいと思います。

○月末でレッスンを終了したいです。これまで教えていただき、ありがとうございました。

理由を聞かれたら、

一度ドラムから距離を置いて、自分のペースを考えたいと思っています。

でも十分です。

お世話になった先生でも、

感謝することと、

辞めないことは別です。

軽音部や吹奏楽部を辞めたい場合

学校の部活になると、

友達。

顧問。

大会。

担当パート。

などが絡むので、趣味のバンドより少し複雑です。

ただ、

「周りが困るから」

だけで体調や学校生活まで崩す必要はありません。

顧問や保護者など、話せる大人がいるなら一人で抱えない。

辞める。

休部する。

活動量を減らす。

役割を変える。

状況によって選べることがあります。

ドラムを続けるかどうかと、部活に残るかどうかも分けて考えていいと思います。

一度辞めても、また叩きたくなったら戻ればいい

ここも重要です。

やめると、

「もう二度とドラムを叩いてはいけない」

わけではありません。

一年後。

五年後。

十年後。

ライブを見て、

「久しぶりに叩きたいな」

となるかもしれない。

そのときまたやればいい。

過去の実力まで戻す必要もありません。

昔はできたフレーズができなくてもいい。

昔より遅くてもいい。

その日の自分で叩けばいい。

趣味に引退届はありません。

まだ迷っているなら、ドラムセットはすぐ手放さなくてもいい

「やめたい」

と思った翌日に、

電子ドラムを売る。

スネアを売る。

シンバルを全部処分する。

そこまで急がなくてもいいと思います。

少し休むだけなら、そのまま置いておけばいい。

再開したくなったときに戻れます。

ただ、

もう叩かない。

再開するつもりもない。

置き場所にも困っている。

そこまで答えが出たなら、

今度は楽器のほうをどうするか決めていい。

もうドラムをやめるなら、残った楽器をどうする?

ドラムはパーツが多いです。

バスドラム。

タム。

スネア。

シンバル。

スタンド。

ペダル。

ラック。

電子ドラムならパッドや音源モジュールなどもあります。

だから、

「もういらないから全部捨てる」

の前に、

一度何を持っているのか確認してみます。

セットで売れるもの。

単体で需要があるもの。

誰かに譲れるもの。

処分するもの。

分けられることがあります。

捨て方そのものを知りたい場合はこちらで詳しくまとめています。

捨てる前に、売れるかだけ確認してもいい

もうドラムを続けない。

楽器も残さない。

そこまで決まっているなら、

無理に持っておく必要はないと思います。

でも、

自分にはもう必要ないことと、そのドラムに価値がないことは別です。

メーカー。

モデル。

状態。

セット内容。

シンバルやスネアの種類。

電子ドラムなら型番。

こうしたものによって扱いは変わります。

売れるなら売る。

誰かが使うなら譲る。

難しければ処分する。

その順番でもいい。

※買取対象や査定条件はサービスによって異なります。

楽器無料査定

もう使わない楽器でも、処分する前に一度価値だけでも査定してもらうのもありです。

ドラムをやめたいときによくある疑問

ドラムを始めて3か月ですが、下手すぎて辞めたいです

3か月という期間だけで続ける・辞めるを決める必要はありません。

まだ叩けるようになりたいなら、8ビートやフィルなど何で止まっているのかを分けてみます。

もうドラム自体に興味がないなら、期間だけを理由に続けなくてもいいと思います。

バンドについていけません。抜けたほうがいい?

メンバーとの実力差があるなら、まず簡単なアレンジや練習方法を相談する余地があります。

ただしバンド環境そのものが苦痛なら、バンドだけ抜けてドラムを続ける方法もあります。

何年やっても上達しません

練習時間だけでなく、何を改善する練習になっているか確認してみてもいいでしょう。

それでも上達そのものに興味がなくなり、叩くことまで楽しくないなら、休む・辞めるという選択もあります。

他のドラマーを見ると自信をなくします

他人の技術と、自分がドラムを楽しめるかは別です。

比較そのものが苦痛になっているなら、SNSなどから一度距離を置く方法もあります。

ミスするのが怖くてライブが楽しくありません

ドラムそのものではなく、人前で失敗する恐怖が中心になっている可能性があります。

小さなセッションや簡単な曲など、失敗への負担が少ない場所へ一度戻る方法もあります。

ドラム教室を辞めてもいい?

もちろん教室だけ辞める選択ができます。

先生やレッスンが合わないからといって、ドラムそのものまで辞める必要はありません。

ドラムをやめるのはもったいない?

今まで使った時間やお金があることと、これからも続けたいかどうかは別です。

過去に使った時間だけを理由に続ける必要はないと思います。

辞めたあと再開してもいい?

いつでも構いません。

一度離れたことを失敗にする必要はありません。

ドラムをやめたいなら、「何をやめるのか」まで決めればいい

ドラムをやめたい。

そう思ったとき、

全部を一度に終わらせなくてもいいと思います。

バンドだけやめる。

教室だけやめる。

練習だけ休む。

人前で叩くことだけやめる。

一度数か月離れる。

いろいろできます。

それでも、

一人で叩いても楽しくない。

好きだった曲を聞いても叩きたいと思わない。

休んでも戻りたいと思わない。

別のことへ時間を使いたい。

そう思うなら、

ドラムそのものをやめてもいい。

初心者だから続けるべきでもない。

長くやったから続けるべきでもない。

上手いから続けなければならないわけでもない。

下手だから辞めなければならないわけでもない。

見るなら、

これからも叩きたいか。

私はそこだと思います。

叩きたいなら、続け方を変える。

疲れたなら休む。

環境が嫌なら環境だけ変える。

もう叩きたくないなら終わりにする。

そして終わりにすると決めたなら、

セットを残すのか。

売るのか。

誰かに渡すのか。

処分するのか。

そこまで決めればいい。

やめたい。

で止まらず、

「じゃあ次どうする?」まで自分で決める。

それで十分だと思います。

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「もぅやめます」運営者
何かをやめたい・手放したい人が、自分で納得して決められるような記事を描いている。本来は何でも楽しむもの。続ける・休む・やめるのどれかを無理に勧めるのではなく、あなたを確かめるサイト。ヤメマリスト。

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